寂々兵

アブノーマル・ビューティの寂々兵のレビュー・感想・評価

アブノーマル・ビューティ(2004年製作の映画)
3.0
現状にまったく満足していない美大生がたまたま事故現場に遭遇、死の瞬間を写真に収めることに妙な快感を覚え、私、生きがいが出来たわ!死を!もっと死を!デートで死体の写真集を眺めながら食事するもんだから男友達もドン引きかと思いきやますます彼女を好きになって盗撮をしまくる、という頭のネジが外れたサイコ・ホラー。オキサイド・パンの「この女、闇が深いだろ?いかにも訳ありだろ?」と匂いわせてくるワチャワチャした演出がどうにも疲れる(目も疲れる)。同居人の何かと鬱陶しい彼女がアンジェリカ・リーならもう少し目の保養になったのになあ。だがアンジェリカ・リーがボコボコに拷問される姿は見たくない。
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