年末の片付けをしていたら、今作のサントラが出てきて懐かしく見返してみました。
バリキャリな妻の不倫が発覚し、離婚する夫婦とその娘、そして母親の不倫現場の写真を目の前に突きつけられた息子、家族4人それぞれの想いを、ライトに、でも切なく描いている。
ラーメン屋で、突然乗り込んできた母親の不倫相手の奥さんが、子供に現場の写真を無理矢理見せる場面は、ちょっとキツかったな💦親の写真であれやられたら、大人でもしんどい。
そして長女がピアノの発表会で演奏するのは家を出ていった母親との連弾。
レッスンに行けば、憧れていたピアノの先生は、品のない女子大生とイチャイチャしている。
クールな少女だけど、あの歳の女の子には実は結構しんどいんじゃないかなぁ。
そんなしんどいことを、しんどく描かないのが、竹中さんの良いところですね。
終わり方は「昔の邦画だなぁw」って感じですが、全体のテイストは、なんか嫌いじゃないんですw