海に入る度に、自意識が消え、感覚が研ぎ澄まされ、自然の流れに従うしかないと感じる。
身体を海のなすがままにあずける感覚。同時に、いつでもこの海は自分という物質を死に追いやる、とも感じる。恐怖や不安…
神奈川近代文学館にて。中島敦展での特別上映でした。粋ですね。前半のノリは好きでした。ゲイカップルもいいんですが、おばはんがユーモアあってよかったですよ。後半『山月記』になってからは暗くてわかりにくく…
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初アピチャッポン。
ストーリーはよくわからないし、途中から別作品になったかのような展開についていけず。15年前の作品だったけど性的マイノリティーものをこういう描写で描かれると余計に苦手意識は湧いてし…
川内倫子の写真集には、手がよく出てくる
手にのったカエルとか蝶とか
それは手が潜在的に暴力性を備えているからでその対比で自然(毎日の環境)の生の生々しさやら脆さやらのイメージかなと思ってたが、とんだ…
森林警備員のケンが、無職のトンを追いかけ、両思いになる前半。虎か人間か曖昧になったトンを、森林警備員が森に迷い込み追いかける後半。
前半は、タイの微熱を帯びた街の空気の中で、男性同士の恋愛を淡々と描…