怨み/地獄
見開き三白眼光るモノクロ血の海地獄な時代劇。下郎夫婦に金を騙しとられた浪人が復讐鬼となり夫婦を闇討ちで斬り捨てようとしたことで魔の連鎖が幕開ける話。
真っ直ぐ生きたが為に修羅になって…
バチバチにキまった画だけど、あの提灯が浮かんでるのは戦前のチャンバラ映画のどれかで観た気がした(後でYouTubeで確認したら伊藤大輔監督大河内傳次郎主演の「お誂え治郎吉格子」だった)オマージュ(だ…
>>続きを読む大変に良い 見れたことが嬉しい ああ日本語は美しいな、と思わせる台詞
桶ぶっ壊して出てくるとこ5回くらいリピートするのガキ使感あって笑ってしまった
個人的にはハッピーエンドです
【メモ】
生首と晩…
Blu-rayにて鑑賞。
素晴らしかった。
愛憎劇と復讐劇、モノクロと静寂から漂う狂気と流血。ATG作品では2作目となる松本俊夫監督の前衛的かつ実験的な本作は、スタイリッシュながらも地獄絵図をアー…
原作が『四谷会談』の四代目鶴屋南北なだけあり泥沼な愛憎劇になっている。どちらも時代劇で昼ドラ的泥沼愛憎劇をやったら『School Days』のような凶悪な話になってしまった(!?)という内容(笑)
…
このレビューはネタバレを含みます
モノクロを活かした明暗のコントラストが超かっこいい。向かい合う二人を横にズーッとスライドしてワンカットにしたり、同じシーンを違う角度から数回リピートさせたり(小万の夫が樽の中で自死するシーン、何度も…
>>続きを読む『盟三五大切』という歌舞伎が元だそうで作者は鶴屋南北。
最近、枝雀さんの落語を聞き直してたので思ったんだけどお金の流れだけみると『持参金』も似たようなお話だったような。関係ないか。
これキッカケで『…