まこと

修羅のまことのレビュー・感想・評価

修羅(1971年製作の映画)
3.8
松本俊夫監督作
モノクロで描かれた時代劇裏赤穂浪士

討ち入りのために従順な家臣の集めた100両を騙し取られ、へっぴり越しの浪人が復讐の修羅となる話

単純に話としておもしろい
そして絵がものすごーいスタイリッシュでかっこいい
この監督作はドグラマグラしか見てないけどアート色強めで前衛的な作品を撮る印象
今作では白黒ならではの濃淡、光の顔への当て方、フラッシュバック、繰り返し等々工夫が随所にみられておもしろい

一つずつボタンが掛け違えていって最後に一周して全て繋がる感じで面白かったな 救われないけど こんな人生いやだべさ
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