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修羅のCのレビュー・感想・評価

修羅(1971年製作の映画)
4.0

戻ってきた金と、戻ってはこない命。人が鬼と化す理由。モノクロームの織りなす夢うつつな世界、そこは血の海で染まる。愛ゆえの憎悪。振り返る顔と、暗闇に溶け込むまっすぐな瞳。


モノクロの世界に流血シーンはとにかく映える…美しくかっこいい。時代劇、ということをすっかりと忘れて観入る。最高にクールじゃんか…食わず嫌い、直そうかと思います。


追記。
キセルでの喫煙ってかっこええな…。白と黒のコントラスト。あと、男女が抱き合うときの、明かりを消すのに、ふーっ、って吹くシーンの唐十郎さん、、セクシーすぎやしませんかね。酒が進みました。
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