4月12日は松本俊夫監督の一周忌に当たります。
長編に関しては寡作ながらもATGにて印象的なアヴァンギャルド作品群を創作し、
映画理論に基づいた革新的映像の追究に情熱を絶やさなかった松本監督。
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「この世は血の海である。」
闇と血の色は同じ
とばかりにソリッドな鈴木達夫のカメラがたまらない。
視点を変えて繰り返す編集は永遠や逃れられない因果を表現しているはずが、バラエティ番組のように見え…
鶴屋南北の歌舞伎狂言「盟三五大切」の原作をアヴァンギャルド映像作家の松本俊夫が監督・脚本した人間の愛憎、業を描いたATG時代劇映画。
会話の切り返しを横移動のワンカットで見せたり、光と影のコントラ…
圧倒的に面白い松本俊夫。ルート選択があるの笑う。
照明も撮影も拘りまくってるし、劇伴はないが終始響く鐘の音が凄い。
切り返しを横移動でワンカットに収めてやってる映画をはじめてみた(サイレントとかであ…
この傑作を今まで観る機会がなかったのが恥ずかしいけど、今回のイメージフォーラムの追悼特集で観られて本当に良かった。
シーン毎の密度が濃過ぎて息苦しいほど。
衝撃的映画体験。映画としての存在価値を含め…
故人となった松本俊夫がもう少し商業映画に力を入れていたら面白い映画がいくつも生まれていただろうにと思わずにはいられませんでした 松本俊夫「修羅」
長い間日本映画を観てますが時として観ている途中自分…