金も愛も騙し取られた浪人のブチギレ復讐劇。
全編夜の闇、登場人物12人中、9人が死に果てる。
ハイコントラストで美しいモノクロ。
黒なんて本当に真っ黒黒。
モノクロでありながら、何故か血は生々しい。…
逆バリーリンドンのような舞台照明的演出と白黒の映像。
双方畜生の愛憎入り乱れる復讐譚。
松本俊夫に期待するほどの尖った演出はなかったが、切り落として開いた襖の間から姿が見えたり、特に最後首に語りかけ…
かっこいいかっこいいかっこいい!✨
”スタイリッシュな時代劇の傑作”
の触れ込みに違わぬ、まさに目を奪われるような作品でした!
歌舞伎狂言の「盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)」を基に松本俊夫…
このレビューはネタバレを含みます
漆黒の闇に血塗られた地獄絵図。光と影が織りなすアヴァンギャルドな映像美。
巡り巡って手元に戻った百文に愕然となる、何とも不条理なラスト。
仇討ちも成し得ず、一度は身請けした小万にも手を下し....
…
身震えするほど壮絶な傑作。これまで観てなかった事を深く恥じた。しかも原作・鶴屋南北、しかも忠臣蔵外伝。純情一途を通り越し鬼気迫る中村賀津雄と彼を騙す下劣したたかな唐十郎の息を飲む名演。暗闇を映す鈴木…
>>続きを読む映像の作り方が凄い!
モノクロの良さが引き立ってる。
盟三五大切っていう赤穂浪士がでてくる
歌舞伎が元になってるみたいですね。
軽く人を騙して良い思いしようなんて
思うもんなら、恨み晴れるまで追わ…
薔薇の葬列の後になぜこれを?意図が分からない。
大島渚の『同時代作家の発見』中「修羅と主体」という章で、松本俊夫自身の発言としては(引用の引用になっちゃうけど)
「振り返ってみると、私が過去二〇…