少年、機関車に乗るの作品情報・感想・評価

『少年、機関車に乗る』に投稿された感想・評価

Aoyoao
4.4
このレビューはネタバレを含みます

初めて観るタジキスタンの作品。

土を食べるクセで何度も兄貴に叱られ、
機関車も勝手に走らせてしまう「デブちん」の
キャラクターが秀逸。

父親のところに連れて行くという名目で、
デブ…

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乗り物でなく乗る者の映画だが、どちらも運動量の多さとそれをコントロールするカメラに才覚がある。
Mytyl
3.7
このレビューはネタバレを含みます
機関車アタラント号だ!みずみずしい。父と過ごす時間はバカンス映画のような…ただ単に行って帰るだけな構造もバカンス映画っぽい。
処女作ならではのアイデアに満ちたスタイリッシュな映画でした。

少年、アザマットが人懐こく可愛らしい。
でもかなりの食いしん坊キャラのその弟を、兄ファルーは口煩く叱る。

フドイナザーロフ監督のその後の作風にも通じる、乗り物が重要な役割を担っている。
ここではそ…

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3.9

フドイナザーロフ特集で唯一時間が合わなくて観られなかった『少年、機関車に乗る』だが、延長戦的な上映でなんとか観ることができました。ありがとう目黒シネマ。そしてこれでフドイナザーロフはコンプリートかな…

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一
-
このレビューはネタバレを含みます

機関車に乗っているシークエンス楽しくて癒される
大胆にクレーン撮影とか連結部分のヨリとか石投げられる箇所があったり、アザマットが動かし方を学んで勝手に動かすシーンとか

女性たちが乗ってきてからの空…

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TJ
4.2
なんかすげえ匂い強い人いて辛かった
毎日お風呂入ろうと思った
つぼ
3.5
汽車に水が跳ねるのなどが美しい
父と兄の会話、バックでずっと祈りのような歌声が流れているのが素晴らしい救い
ニシ
4.4

説明的なことを批判する人の気持ちもわかるが、その説明を言葉だけでなく芝居で以って表現する心意気を大いに評価したい。例えば、兄と祖母のやり取りで、「おばあちゃん」と呼び祖母の両肩に手を置くフィクショナ…

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3.4
このレビューはネタバレを含みます

フドイナザーロフ監督26歳のデビュー作ということを考えるとまだ未完の大器というところだろうか?1991年なのにモノクロ映画(意図的とも思えない)だし、貧しきタジキスタンという世界の映画なのである。

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