カリー

君たちはどう生きるかのカリーのネタバレレビュー・内容・結末

君たちはどう生きるか(1950年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

哲学的なタイトルと事前情報のなさ、始まった冒頭のシーンから身構えて鑑賞したが、特にそんな必要はなかった。寡黙な主人公はイマイチ魅力を感じられず、物語もどことなく薄味に感じる。眞人は大叔父の作り出した世界を救えなかった。本当の母親もその妹も、あの世界を維持するために、あの世界に誘われたのではないのか。崩壊する世界に未練もなく、自分の元いた世界に帰る御一行。ワラワラたちが上の世界で人の子になるという設定はどうなってしまったのか。
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