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君たちはどう生きるかのtosyamのネタバレレビュー・内容・結末

君たちはどう生きるか(1950年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

言っている事は東映なので浪花節。でもそれで良い。戦前のプロレタリア映画は視覚的胸糞なので子供が観てもすぐ理解できて良い意味でトラウマ止まり。戦後の特に昨今の左翼映画や教団映画は必要以上に今の自分の生き方で良いのだろうか自己批判せよ自己否定せよと上から目線で問い詰め続けて来る。まるで不安商法。マスコミの健康番組とか宗教勧誘や詐欺の手口に似て自分への肯定力を削ぎ否定的な心の自傷行為に及ばせズルズルと引き摺らせ青春を無き物にし人生を暗い物にせんとす。本作。子供が観るより自己批判儀式を乗り越えた大人限定とし老後の自己否定に陥らない為の滋養剤とした方が良い。自分はそうしている。
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