当時アップリンクにて鑑賞。
すごく静かな映画だったのだけど、ワンシーンワンシーンを時々くっきりと思い出す。
口数は少ないぶん、女の子の表情がとても印象的。
途中で「ああやっぱり」っていう誰に対するわけでもない罪悪感というか、イラつきというか、「うん、でもこういうことってあるよね」感が第三者視点でクールに描かれていた気がする。
たくさん人のが行き交う渋谷の中から、たまたま切り取られた2人の話し。

何となく今と違う何かに出会える気がして、好奇心に駆られて…
そんな記憶は誰にでもちょっとはあるはず。
若者のある日の１ページ

• #青柳尊哉

主人公の女の子のふわっとしたダメ感じも、すごく愛おしく思える映画。