しらす

息もできないのしらすのレビュー・感想・評価

息もできない(2008年製作の映画)
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あーーー強烈だった。
冒頭、俳優の表情ドアップでブレていて、まわりの状況がまったく把握できないようなカメラワークが続くのだが、その閉塞感と、だんだんと全体、というか複数の登場人物の様子(心情とか、いろいろ)が把握できるような場面が増えて、その感じがぴったり馴染んでいてよかった。
ただ内容については何を言ったらいいのかわからない。韓国映画そんなに観てるわけじゃないけど、こういうエンタメ要素のない、激しさのある韓国映画、マジで凄い。他に無いよなこういうの。良いとか悪いとかじゃないとにかく凄い気持ちになる。何回か泣いたけどそれも悲しいとか切ないとか共感とかそんなんじゃなくてどうしたらいいのかわかんなくて泣いた。ラストは悲しいけど、なんか、なんか、どう思ったらいいんだろう。
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