オーウェン

夕凪の街 桜の国のオーウェンのレビュー・感想・評価

夕凪の街 桜の国(2007年製作の映画)
3.4
広島に落ちた原爆ではなく、その放射能の恐怖にさらされる皆実。
日常生活にもひっそり忍び寄る被爆に怯えながらも、意中の男性に告白される幸せも味わう。

前半はここで終わり、後半桜の国の2部構成で家系としての原爆の全容が明かされていく。

強烈に響いてくる感情ではなく、じわじわと染み渡る被爆からの痛み。
訴えかけるように声高で叫ぶわけではないが、こちらの方が得るものが大きいことはよく分かる。
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