広島の被爆者とその末裔たちに影を落とす戦争の傷跡を女性3代にわたって描いた感動的な作品だった。映画を観て、こんなに泣けたのは、久しぶり。
「昭和33年 夏」のテロップから始まり、戦後女性を麻生久美…
[生きとってくれて、ありがとう。]
こうの史代さんの繊細なタッチで紡がれるほのぼのと優しい物語
原爆の爪痕が残る人々の生活
[夕凪の街] 昭和33年の皆実
[桜の国] 平成19年の…
過去と現在2つの時代を背景に、原爆症を負った女性とその姪の二人の物語を描く。こうの史代の同名原作漫画を実写映画化。
"あなたが無為に過ごした今日は、昨日死んだ者がどうしても生きたいと願った明日"とい…
金魚は原爆に遭う前の時代の象徴。七波が旭を尾行する時の物理的な距離、この隔たりが全てを物語っている。現代人はその距離を埋めることができない。想像が実体験に追いつくことはない。打越との再会で交わされた…
>>続きを読む今年最初の映画はDVD鑑賞です。
原作既読。
正直、原作超えではないと個人的には思いますが、それでも心に残る映画でした。
二部構成の前編「夕凪の街」で麻生久美子さん演じる主人公 皆実(みなみ)の台…