彗

愛と哀しみの果ての彗のレビュー・感想・評価

愛と哀しみの果て(1985年製作の映画)
3.0
束縛なしで生きたいというデニスの考えはわかるし正しいと思うけど、当時は資産家の女性でもデニスのように自由には生きられない。男女の立場の違い、フェミニズムが描かれているのは良かった。だからカレンにとって「男爵夫人」という属性ではなく名前で呼ばれることが重要だったんだ。でもいかにも80年代というか、長すぎるメロドラマ、綺麗だけど教育番組みたいな自然の描写のくどさ、仕方ないけど白人の植民地支配的なところは苦手でした〜…
これがアカデミー賞の作品賞なのはちょっとないかなあ。ロバート・レッドフォードは超カッコよかった。ライオンのシーンとかどうやって撮影したのか気になる!
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