たりほssk

愛と哀しみの果てのたりほsskのレビュー・感想・評価

愛と哀しみの果て(1985年製作の映画)
3.3
もはやこの作品の最大の主役は、その広大な大地、動物、大自然、そこに生きる原住民の人々の文化等を含めた、まさにアフリカそのものなのでは、と思えてきました。

上映時間の長ささえも、アフリカのスケールの大きさをそのまま表すことになっているような気がします。

だからその中での人間の営みは何だか小さいものに感じられました。
個人的には、ロマンスの部分よりも、とうてい太刀打ちできないような大自然を相手に奮闘するカレンの姿が心に残りました。

レッドフォードは本当にすてきだけれど
孤独と自由を愛する男性にしては、ちょっとマスクが甘すぎるかもしれない…と思ってしまいました。
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