ついに最終章を見届けに行ってきた。ほんとリバイバル上映に感謝である。全部初見で見てきたけど映画館で初見で見れたことに幸せである。203分と長いけど見れた。久しぶりに腰が痛いなと感じてしまうくらいだった。
スメアゴルがどのように醜い姿になっていったかを最初に描いてくれたのでわかりやすかった。どんどん醜くなっていって少し気持ち悪いなと思った。最後の方では本性を表して襲い掛かっていくが、あのザマを見てスッキリした。
この物語の準主人公のサムが本当に素晴らしかった。後半はほとんど彼のおかげである。ここまでフロドのことを思ってくれる人が身近にいるフロドが羨ましい。
いくつか自分の中で印象的なシーンを挙げるとすると3つある。1つ目はローハンの援軍のところである。「death」と叫びながら突進していく様が心に響いた。2つ目はアラゴルンたちが幽霊たちを連れて現れるところである。もう最強すぎる。王の招集に答えた幽霊たちの活躍に感服である。
3つ目は黒門のところでアラゴルンが「for Frodo」と言って先人をきるシーンだ。ここでメリーやピピンたちもアラゴルンに続いて走っていく。ここにいた兵士たち全員がカッコよかった。
フロドがだんだん闇落ちしたアナキンスカイウォーカーに見えてきたのは自分だけだろうか。ダークサイドである指輪に負けた瞬間がもうアナキンだった。正直あの場面で捨ててもよかったとは思った。ゴラムの邪魔が入らなくても指輪をはめてどうなっていくかを見たいとも思った。
最後のところで、ビルボバキンズとガンダルフとフロドが旅立っていくが、あれって黄泉の国へと行くっていう解釈でいいのだろうか。ビルボはもう歳をとっていて死期が近い。ガンダルフとフロドは1度死んでいるところを救われているっていうことでいいのかな?なので役目を果たしたということで旅立ったと私は考えている。
ほんと長い旅の道だった。1作目はIMAXで見れなかったけど、2・3作目はIMAXで見れて本当によかった。映画館だからこそ集中した環境で観れるというのがいい。この作品が不朽の名作と言われるのもわかるくらい面白かった。リバイバルIMAX上映をしてくれて本当に感謝である。そしてこのタイミングに生きていてよかった。
ロードオブザリング最高!!
2022年60本目