【シリーズ纏めての感想】
イライジャ・ウッド演じるホビットのフロドには能力も強い意志も活躍シーンもなく、指輪の魔力に魅入られてしまっていたとはいえ足を引っ張っててばかりで主人公として全くキャラが立っていない。
召使みたいな立場のサムこそ主人公的な情熱と勇敢さを持っていて、彼を主軸にストーリーが展開すると言ってもいいくらい。
アラゴルンの奮闘ぶりもよかった。
パーティが分岐してからは、フロドたち以外のパートだけ面白かった。
とはいえあくまで主役はフロド。
主役がカスだと面白くなりようがない。
シリーズものの映画として致命的な欠陥ではないかと思う。
モンスターや魔法や異種族ももっと沢山出てきてほしかった。