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ガンファイターの最後のmichiのレビュー・感想・評価

ガンファイターの最後(1969年製作の映画)
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ギトギト顔のおじさんたちの西部劇でした。
長らく保安官をしている頑固なフランクが、住民たちの反感を買って四面楚歌になっていくのですが、正直なんでそんな嫌われるのかがよく分からなくてそんな面白くなかったです。
確かに撃つけれど、正当防衛だったり悪い奴を仕留めるためで、住民には逆恨みされているようにしか見えない。
ラストは不憫だ。フランク本人も役回りとはいえ人を撃ってきたことに後ろめたさはあっただろうけど、嫌な終わり方でした…。

ディズニーランドみたいな電車やトゥクトゥクみたいな自動車がかわいい。近代化する街の景色やそれに合わせて変化する人、変化できない人を見るのはこの時代を描いた作品の楽しみの一つです。

アラン・スミシー監督の作品を初めて観ました。と言うか、アラン・スミシーさんを初めて知りました。映画の世界もいろんなことがあるものですね。
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