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ガンファイターの最後のseapony3000のレビュー・感想・評価

ガンファイターの最後(1969年製作の映画)
5.0
棺桶が線路を横切った後にゆっくりと到着する汽車、不吉な夜の空気を醸し出しながらそのまま時系を遡って町の賑わいから檻のなかで休憩中のウィドマークに繋がる華麗な円環にうっとり。曲も良い。銃弾で制してきた町の治安が銃弾によってリセットされる虚しさ。線路に隣接する牛柵に逃げ込んだ男を縄で仕留めて引きずって持ち帰るのも酷いけど、ウィドマークのカジュアルな暴力が日常的で、後輩保安官のサクソンまでこっぴどく殴られる始末。でも汽車に乗り込もうとする男を人蹴りで突き落としてたのよかった。
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