脳天さかおとし

ガンファイターの最後の脳天さかおとしのレビュー・感想・評価

ガンファイターの最後(1969年製作の映画)
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街の男たち、有力者がインポだったり、昔後ろから人を撃った卑怯者だったりといった隠しておきたいことをみんな知っている街の保安官リチャード・ウィドマークが皆に疎まれて、しまいには街を出ていくか殺されるかという騒ぎになる。
よそに行こうにもジョン・サクソン演じる(明らかにメキシコ系のイメージで、それを揶揄されたりする)郡保安官が似たような事情を抱えているのが暗示されていて、要するによそに行っても同じということ。
タイトルと冒頭から結末は明らかで、ずいぶんと行き場のない陰鬱な西部劇。
見せ方は手堅くて、アラン・スミシー監督(つまり実際の監督たちが名前を出したくない時の仮名)第一作としてはそれほど出来自体に問題があるわけではない。
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