ショーン・ペン監督作。
ジャック・ニコルソンが狂っていくという意味ではお馴染み『シャイニング』と同じなのですが、こちらはジジイの哀愁を添えて。
2年後の『ミスティック・リバー』でショーン・ペンは本作の主人公よりも気の毒な立場を演じることになるわけですが、冷静に取り憑かれたように動くニコルソンとの対比も興味深い。
ショーンペン曰く、とにかく製作時間が短かったために演技指導の必要のないキャストを揃えたということで、ちょっとしか出てこない人たちまで豪華。
ベニチオ・デル・トロ、ヘレン・ミレン、ミッキー・ローク、ハリー・ディーン・スタントン
