午後ローぴょんぴょん待ち

戦後猟奇犯罪史の午後ローぴょんぴょん待ちのレビュー・感想・評価

戦後猟奇犯罪史(1976年製作の映画)
1.5
 埴谷雄高、ニーチェ、ショーペンハウアーで画家のフリをしたり学生運動の話をしようとか言ったりして女を引っ掛ける三話目の久保にはそういう時代だったんだなと思った。今じゃそんなん読んでるのは図書館に籠ってる根暗学生のイメージだからなあ……
 泉ピン子が予告で「どうしてこういう事件がなくならないのか解き明かしていく」なんて豪語してるくせに、ただ泉ピン子が面白おかしく殺人事件の再現ドラマを実況するだけ。東映とこの時代のの悪い所が全部出てるような不快極まりない日本製エクプロイテーション映画。