オーウェン

スーパーチューズデー 正義を売った日のオーウェンのレビュー・感想・評価

3.2
民主党予備選の有力候補になっているマイク・モリス。
若手ながら辣腕ぶりを発揮する広報官のスティーヴンは、ライバル陣営から極秘に会合の連絡が来て悩む。

リベラル派のクルーニーらしく監督作はまたしても政治色の強い一作になった。
選挙戦ながらも描くのは陣営の葛藤と裏切り。
そして駆け引きというものを覚える若者である。

前半戦は戸惑い。そして後半戦は反撃と、ライアン・ゴズリングは暗黒の世界を体現する。
表沙汰にならない世界を垣間見せるホフマンとジアマッティなど、配役も曲者揃いでいかにも何かしでかす雰囲気をプンプンさせる。

玄人好みの感が強いが、現実の大統領選もこういったことが裏で行われるのだろう。
オーウェン

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