メイマーツインズ

スーパーチューズデー 正義を売った日のメイマーツインズのレビュー・感想・評価

4.0
監督ジョージ・クルーニー
×主演ライアン・ゴズリング
で描く

”大統領選の闇〟

今、アメリカでは大統領選の真っ只中。トランプか?バイデンか?
11月に決着する。いやコロナ渦で再選挙もあるのかな⁉︎
今、裏側ではこの作品のように泥仕合があっているのだろう…

この作品は、民主党候補の指名争いの裏側をドラマティックに描いている。
政治の世界は綺麗事では済まない。
清濁、いや濁、濁、濁…なのかもしれない。政治は結果がすべて。
理念・信念は時には邪魔になる…
そんなリアリズムの世界が、この作品で体現されている。

特筆するシーンがある。
壁一面の星条旗を前に佇むライアン・ゴズリングが、絵になる素晴らしさ!
ライアン・ゴズリングのうなだれる姿が目に焼き付いている…

ジョージ・クルーニーはリベラルな政治信条があるのは有名で、だからこそ、このようなリアリティ溢れる極上の政治ドラマに仕上げることができたのだろう…