アン子

クロコダイル・ダンディーのアン子のレビュー・感想・評価

クロコダイル・ダンディー(1986年製作の映画)
5.0
野性味あふれる田舎男が、都会の洗練された女性をゲッチュする話

舞台は、前半にジャングルの奥地、後半はニューヨークの高級ビル群。
ジャングルでは→
危険がいっぱいの奥地でも、田舎男は勇敢だったりユーモアたっぷりに過ごす。
女性はしおらしくせず、反発もするし勝手に写真も撮る。ただ、「やっぱり奥地は女だけでは生き残れないわ」という発言もする。
都会では→
男は都会の常識をなにも知らないが、その腕っぷしやユーモア、余裕たっぷりなようすで色んな人に好かれていく。
女性は男の常識はずれの行動におどろいたりもするが、彼の余裕やたくましさに惹かれつづける。

これは1986にできた映画だから、今と「魅力的な男像」がちがっていて当たり前。
現代の体感で、野犬や風俗男をぶんなぐれるワイルドさに魅力を感じれるかはおいといて、
田舎男の余裕とどこか紳士的なところには今でも十分惹かれてしまう。
アン子

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