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クロコダイル・ダンディーのmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

クロコダイル・ダンディー(1986年製作の映画)
3.3
ポール・ホーガンを一躍スターに押し上げた大ヒット作。
オーストラリアの奥地で現地人(アボリジニ)に育てられ、 ナイフ一丁でワニと格闘して“クロコダイル・ダンディー"という異名を持つ男が、初めてのニューヨーク生活を自分流でやり過ごしていく様子を描いたカルチャー・コメディ。
監督はこれが劇場用映画第1作となるピーター・フェイマン。
原案はポール・ホーガンで、脚本はホーガンを含む3人。
原題:Crocodile Dundee (1986)

ニューヨークの新聞社の社長令嬢で記者のスー(リンダ・コズラウスキー)は、オーストラリアに出張中、ワニに襲われて足を食いちぎられたにも拘わらず生還したというというマイケル(ミック)・J・"クロコダイル・ダンディー"(ポール・ホーガン)の噂を耳にし、現地取材に乗り出す。
物語の前半では、ダンディがワニに襲われた現場へのダンディとスーによる2泊3日の取材の旅の様子が、
後半では、スーに招待され、初めてジャングルから離れた"ダンディ"のニューヨークでの様子が描かれる。

~その他の登場人物~
・ダンディーの相棒、ウォルター (ジョン・メイロン)
・編集長。スーの恋人のリチャード (マーク・ブラム):嫌みったらしい。
・新聞社の社長。スーの父親 (マイケル・ロンバード)
・黒人のタクシー運転手、ガス(レジナルド・ヴェルジョンソン)
・娼婦の1人、シモン(ケイトリン・クラーク)

「あのワニ、怖かった。
飛びつくのも、当然。俺も真似したいよ」

「デイビー・クロケットみたい」

「道理で事故が多い訳だ。運転席が○○だよ。
○○通行を守れ。バカ者!」

「確かめたかっただけ」

「あなたと一緒になら安心。素直になれる。まるで、ターザンのジェーンだね」

「常備薬だよ」

「部族の出じゃないの?
ハーレム戦士さ」

"ブッシュ歩き"

ポール・ホーガンの如何にも"オーストラリアの男"というおおらかで"自然体"な人柄と、相手役のリンダ・コズラウスキーの清潔なイメージがマッチ(2人は共演がきっかけで1990年結婚→2014年に離婚)。
心地よいコメディに仕上がっている。
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