マッサージ屋2号店

化石の荒野のマッサージ屋2号店のレビュー・感想・評価

化石の荒野(1982年製作の映画)
2.0
警視庁の刑事・仁科(渡瀬恒彦)が何者からに拉致され、目が覚めたら彼の目の前に外国人男性の遺体があった。
そばに転がっていた拳銃は仁科のもので殺人犯に仕立てあげられていたのだ。
仁科のもとに山沢(郷鍈治)が現れ「中臣(夏八木勲)を尾行すれば大金を渡す」と脅してきた。
中臣は全国の山岳を歩き、あるものを探していた・・・。

『あぶない刑事』長谷部安春監督作品。

角川映画全盛の頃の作品のひとつだが、どうやら大コケしたらしい。
私もこの映画の存在は今回初めて知りました。

かなりの数のパトカーをカーチェイスの末に壊しまくったり、クライマックスは雪山で長々とアクション。
昔の角川映画は本当にカネかけてるなぁと感心してしまった。

しかしストーリーの展開がイマイチなんですよね。
簡単に言えば終戦間近の日本軍が日本のどこかに大量の金塊を隠し、それを探すというやつ。
そこにミョーに血縁関係の複雑さを取り入れているが必要性が見えないし。

CG無しの生身のアクションは迫力ありましたけど…映画としては面白くはないです。