オカルト博士

化石の荒野のオカルト博士のレビュー・感想・評価

化石の荒野(1982年製作の映画)
3.0
「ほんとうに男らしい男とは、かたわらに女がいる場合にだけ存在する。」
モ-ロア

西村寿行が原作のハ-ドボイルド小説の映画化。内容としては当然良い出来ではないんです。例えば、「黄金の犬」や「君よ憤怒の河を渉れ」もそうであったように原作とは程遠い内容なんですね。原作の10分の1ぐらいかな。ようするに映画化不可能のスト-リ-なんですよ。
しかし、今作品のラストは忘れられないぐらいの名シ-ンなんです。渡瀬恒彦が歩いて去って行く後ろ姿が凄く哀愁が漂ってていいんですよ~☆そこに流れる曲は~しばたはつみの「化石の荒野」ん~名曲やわ~!
カセットテ-プまだ持ってますよ。

~冷めた男の胸板に 耳をあてれば
聞こえてくる~♪すすり泣くような
北風と獣の唸り~♪
リメンバ~♪愛は血を流す~♪

今夜も寝る時に聞くとするかな~(^^)d