敬愛するアルベルト・モラヴィア原作という理由一点のみで観た映画。もちろん、理由はそれだけで、それ以外のやましい理由など一切ありません。
で、やはり原作が素晴らしいからでしょうか、こんな感じの映画でも、なかなかに見所がありました。なにより主演の女優ソフィー・ギルマンが、最初はあれ?という感じもしたのですが、見ているうちに、なんというか、だんだんと。このくらいの感じが馬鹿にリアルだなと。やはりファムファタールに嵌ってめちゃくちゃにされる話は最高です。
同じ原作でカトリーヌ・スパーク主演の『禁じられた抱擁』という邦題のものもあるのですが、残念ながらこちらはまだ見れてないです。岡山にもレトロスペクティブが来てたので、そのとき行くべきだったのですが。。