まめだいふく

子熊物語のまめだいふくのレビュー・感想・評価

子熊物語(1988年製作の映画)
3.0
 落石で母を失った子熊と、ハンターに猟銃で撃たれた手負いの雄熊。この赤の他人……もとい赤の他熊同士が偶然出会い、共に行動し始める。そんな二頭にハンターたちが忍び寄る。

 パリ動物園の協力のもとに制作された大自然ドラマ。

 とにかく子熊が可愛いったらありゃしない。何という愛くるしさ。一挙手一投足すべてが可愛くて、自然とほおが緩む。
 んで、その子熊といい、デカい熊といい、とにかく演技力が人間顔負け。人入ってんじゃね? と思うくらいの芸達者ぶり。
 もちろん、着ぐるみなどではなく本物の熊で、どうやらタレント熊らしい。
 しかし、ちゃんと調教されてるとはえ、バカでかい熊に目の前で咆哮されたら、人間側は演技せずとも恐怖で動けなくなるわな。

 最後にはちゃんと「動物は傷つけていません」とメッセージが出てくる。うむ、一安心。

  ‶最大の悦びは殺す事ではなく生かす事である”
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