死刑になったサイコキラーが魔術を使って蘇る。
【内容】
アメフトの選手ジョナサンは悪夢にうなされていた。
夢の内容は殺人鬼ピンカーが犯行を犯すというところ。
のちに予知夢ということが分かり殺人鬼を追い詰め逮捕することができる。
死刑判決が下され電気椅子で処刑された殺人鬼ピンカーであったが、魂が人から人へ乗り移っていく。
牢獄内で電気を使う魔術を行っていたからである。
今ジョナサンとピンカーの戦いが始まる。
【感想】
『エルム街』シリーズのウェス・クレイヴン監督作ともあって、本作も夢の恐怖が描かれている。
80年代の映画はテンポ感がいいので、開始15〜20分くらいでバタバタ人が死ぬので視聴者を飽きさせない。
テレビの中でのバトルシーンはコミカルで笑ってしまうシーンもあったが、主人公の心理状態が気になる。
自室で何度も人が殺されてるのに家に帰ったり、普通に寝てたりと意味不明である。
ただそんな事を考えさせる余裕も渡さないとばかりに、殺人事件が起こるので展開に追いついていくのに必死であった。
テレビ全盛期だからこその映画、音楽にもデズモンド・チャイルドがプロデュースしたヘヴィーメタルが使われ最高だった。
余談だが、カメラマンの影が映り込み過ぎている。それもそれで味だが細部への注意が足りないと思った。