消えた連邦(とクリンゴン)の宇宙船、調査の為、改良された新エンタープライズに帰艦したカーク船長。
謎に包まれたヴィジャーとの邂逅、超意識と一体化を遂げた女性士官アイリーヤ(スキンヘッドのインド美女!)を通じたコンタクト。恋人の後任船長デッカーとカークの確執を交え、物語は意外な方向へ...
高尚なテーマ性をオリジナルから引き継ぎ、SWのヒットから来たSFブームに便乗した壮大なスケールで描き出す劇場版第一作。
『2001年宇宙の旅』の系譜を引く、自意識を有した機械と人間の衝突をテーマとする本作。ストーリー原案を執筆したのはSW一作目のノベライズ作家として有名なアラン・ディーン・フォスター。
監督に起用されたのは、『ウエストサイド物語』などのミュージカルが有名ながら、『アンドロメダ』など硬派なSF作品も複数手がけるロバート・ワイズが堅実な手腕を発揮している。