シネマスカイウォーカー

スパイキッズ3-D:ゲームオーバーのシネマスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

3.3
ロバート・ロドリゲス監督8作目
スパイキッズシリーズ3作目

子供スパイ組織OSSから脱退しその能力を活かし単身探偵として活動していたジュニはある日OSSから復帰するよう迫られる。一度自分を見限った組織に戻るつもりはなかったジュニだが、姉のカルメンが行方不明と知り再びOSSへと戻ることを決意する。ジュニに与えられたミッションは子供たちの間で大流行しているというVR型のゲーム世界で姉を見つけるというものであった。ゲームをクリアし姉を探すため、ジュニはサイドキックとなったおじいちゃんの助けを借りながらバーチャル空間の旅を始めるのであった....

スパイキッズ、ジュニとカルメンの話が一段落する一応の完結編?的作品。ラストには前2作に登場したキャラ達も集合し何とかする的な流れ。子供向け作品とあってこの程度で問題はないのだが、しっぽり終わっていった感じ。

この時代発展していったCG技術をガッツリ使った前作だが、今作ではほぼ完全にCGのグリーンバック撮影の映画となっている。グリーンバックメインの映画にするに当たってゲーム世界に入るというテーマをチョイスしたのだろう。

そしてなんと言っても今回はスタローンがキャスティングされている訳だが、正直言ってもう少しスタローン味を出して欲しかったなとは思う。コメディで一人四役やるというのは面白かったもののこれと言った見せ場が無いのは残念。

前作からバンデラス、トレホ、クルーニーなどが出演し新たにサルマ・ハエックとロドリゲス組に加えて、ブシェミ、リカルド・モンタルバンも再登場。更にイライジャ・ウッドにスタローンが参戦と今見ると超豪華キャストな映画になっている。