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ダブル・ジョパディーのKrateのレビュー・感想・評価

ダブル・ジョパディー(1999年製作の映画)
2.5
保険金目当てで刑務所に入れられた主人公が夫に復讐する展開は、それなりに緊張感があって楽しめる。トミー・リー・ジョーンズが演じる保護観察官は追跡を演出するための取って付けたような存在で、もっと復讐に重点を置いた方が良かった。主演二人の交流もほぼ無い状態で終盤の心情は観ている側には伝わらない。そして、特徴のある顔したアシュレイ・ジャッドも終始悪そうな態度と顔なので、そっちの方が気になって同情が湧いてこなかった。タイトルまでにした「ダブル・ジョパディー」は、あまり効果的に映画の内容に組み込めてなかった。90年代の映画としては合格点なんだろうが、もう少し捻りが欲しかった。
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