あやと

ダブル・ジョパディーのあやとのレビュー・感想・評価

ダブル・ジョパディー(1999年製作の映画)
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ネタは確実におもしろいんだけど、彼女にとっての6年の描き方というか、その6年を感じさせない皮肉さと衰えない社会性と見た目の無変化さがもったないかな
この流れで描くならちゃんとその6年を描いて復讐の鬼感を演出した方が後半が盛り上がると思うな、長くはなるけど

ダブルジョパディーとは?ってところがミソで、それが分かった瞬間ワクワクしてくる その後が濃度が薄くてピンとこない
後半、トミーリージョーンズの身の翻し方も違和感 キレのいい作品にしたかったんだろうけど、不自然に流れを
切崩すのがネック

人を人生諸共騙して崩壊させるという最悪の状況のどんでん返しがこの作品一番のおいしいところ そういう意味ではよかった

捕まえようとしては捕まえられずショゲるトミーの表情がたまらん可愛いので、そこも見どころ
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