堕落する女の作品情報・感想・評価

堕落する女1967年製作の映画)

製作国:

上映時間:104分

3.8

『堕落する女』に投稿された感想・評価

TagTak

TagTakの感想・評価

3.5

谷崎潤一郎・吉村公三郎・新藤兼人の三位一体によって、松竹らしからぬ不幸の二郎系が出来上がり、余りのドス黒さに胸焼けがする面白さ!。ヒモのくせに窮地になるとウソ泣きで言い逃れる細川俊之のカス野郎ぶりに…

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buccimane

buccimaneの感想・評価

3.5

なんか画面が暗いというか墨で塗りつぶしたかのように黒くてワクワクしたしその暗がりに高廣さんのメガネが妖しく白く光る。
兄が偉そうにしたら父親の肖像とか鎧兜がパッと映るみたいな演出もクドいけど良かった…

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吉村+新藤+谷崎の化学反応に陶酔。
周囲の耳をつんざく不快な金属音も二人にとっては未来を祝福する音色。一寸先は闇を地で行く付かず離れずの哀歓に、時代がようやく追いついてきた感アリな桑野みゆき渾身の引…

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ENDO

ENDOの感想・評価

4.2

冒頭から田村高廣の反射する眼鏡と浜辺での俯瞰するパラソルの下にいる高廣と高橋悦史の目に映る若者たちのゴーゴーダンス。足元に寄った白昼夢のようなスローモーションだけで涙が出た!細川俊之が浜辺で咆哮して…

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た、高廣がエロいだと!?
メガネ廣が眼鏡光らせてうだうだもだもだするけど、細川桑野の脳みそ豆腐並みの共依存コンビに太刀打ちできずよろよろと帰る…。
やばっ、わたくしの中の好き廣ベストスリーに入るわ三…

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ムチコ

ムチコの感想・評価

3.8
三者三様の共依存のテキストとして完璧だが、コッテリにもほどがある。こちらまで体がべとべとしそうでぐったりした。それはつまり成功しているということだが…。
細川俊之のピアノ演奏が見られます。
csm

csmの感想・評価

5.0
イイ年して自分を勉強中の田村高廣👓が錦糸町行ってからの展開もずばらじぐでワナワナしながらみた。長屋に積まれたビニール人形、仰向けに寝転がりながら眉毛描く桑野みゆき。
一

一の感想・評価

-

暗がりに異様なほどクッキリ光る田村高廣のメガネから「マジかよ」ってかんじだったが、その後のミミズに蛇にと冗談としか思えないメタファーの頻出にもしっかり閉口。桑野みゆきと細川俊之の道理を外れたプレイに…

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moku

mokuの感想・評価

3.8

田中重雄の「献身」と続けてみて、胃が重くなる程にぐったり。
どんなに酷い目にあわされても執着する人たち。

別れられないのは「あの人が かわいそうだから」って言うあたり、やっぱお嬢様育ちだわー。

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逗子のお屋敷からうだるような暑さの荒川べりまで、桑野みゆきの眉尻が上がり続ける我慢大会。眉頭も相当だわよ。「献身」と続けて上映するヴェーラ。
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