ひでやん

アルコール先生海水浴の巻のひでやんのレビュー・感想・評価

アルコール先生海水浴の巻(1915年製作の映画)
2.8
海辺で繰り広げる毎度お馴染みのドタバタ劇。

バナナを食べながら登場したチャップリンは、ポイ捨てした皮ですってんころり。出た!古典的なギャグ。

世界で初めてバナナの皮滑りを映像として世に出したのが本作のチャップリンだという。古典的というか、元祖だ!さすが喜劇王!

しかし、「海水浴」というタイトルでありながら海をバックにドタバタするだけで内容が薄い。

風で絡まる帽子をきっかけに、浮き輪を使って押し合い、揉み合い、小突き合い。仲直りしたかと思いきや、アイスクリーム攻撃でまたドタバタ。

2人の男とドタバタやって、2人の女性をナンパするだけのコントで、哀愁も情感もなかった。
ひでやん

ひでやん