夢と現実のドラマ観る
「舞踏会の手帖」のジュリアン・
デュヴィヴィエが在米中に撮った
三話オムニバス
甘いのも苦いのもありの超常現象
夢見悪く気分冴えない男性に友人が
書物持ち出し読み聞かせる
非現実な空間、手相、悪夢に左右さ
れる男と女
容姿に自信なく心まで荒んでる女性に
今夜だけですよと美女の仮面が。
有能弁護士が手相見てもらうと殺人者
になると言われて。
ロープから落ちる夢見る綱渡りの男の
前に夢で逢った女性が現れるが
それぞれ面白かったけどビターな2話の
エドワード・G・ロビンソンが良かった。
殺人者になる言われてもう一人の自分が
現れ鏡や窓ガラス越しに対話する
殺しをそそのかす内なる自分は人間の
善と悪でしょうけどロビンソン上手い。
オスカー・ワイルド原作らしいです
シンデレラ風な一話はハッピー
シャルル・ボワイエとバーバラ・スタン
ウィックの三話は大人のラブロマンス
デュヴィヴィエの前作「運命の饗宴」の
成功で作られた作品で両方とも観たかっ
たけどこちらはPrimeで配信。
前作もお願いしたいですね