Automne

ボーン・アルティメイタムのAutomneのレビュー・感想・評価

ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)
4.3
めっちゃ最後まで楽しかった〜✌️🌟
終わりよければすべてよし、とか思っちゃうところがあるのでほんとに3部作のラストを締めくくるのに綺麗な終わり。
主人公の強さと有能さに裏付けられた安心感はBANANA FISHのアッシュみがあって好きだった(ただ吉田秋生のほうがもっと主人公に厳しいので倫理的人間的な方向から残酷に攻めてより悲惨な物語に仕上げています)。
アクション映画ほとんど通ったことがないので耐性げきよわで脳死で楽しんじゃってるけど、そもそも映画って頭使ってみるもんだったっけ?みたいな、"原体験としての鑑賞"に戻る感覚がふわふわしてて好き。なかなか手を出してこなかったジャンルだけど普段見ないからこそ新鮮さがめちゃくちゃあって良かったです🥳❤️‍🔥
それと90〜00年代の映画としてのつくりが王道だしかつ大衆向けでありそこも好きでした。1〜2のセルフオマージュや映画らしいある種"劇的過ぎる"シーンもそれはそれで味が出てる。
最近の映画世界の流行りはどちらかというと"どれだけニッチになれるか"ゲームになってきていて脳死の面白さよりも他者の作り出した評価という幻想のほうに価値や重みが置かれているような気がして、その意味でシンプルに楽しい😳!で終わるのはそれはそれで良い映画だなあと私は思うのです
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