アンソニー

ボーン・アルティメイタムのアンソニーのネタバレレビュー・内容・結末

ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

面白かったです。
しっかり前作の途中から始まって
最後の方では前作のラストに繋がるという
展開はかなり斬新で良かったです。
ただまた知らない記憶が蘇ってきていて
「今回もこの感じね」となりました。
少しずつ記憶を取り戻しているので
連鎖的に以前は無かった記憶を
思い出すというのは理にかなっては
いるのですが、展開や構図的にも
毎回同じだと流石にちょっと思います。

今回は単純な逃走だけに限らず
特定の人物を護衛しながらという
パターンが目立ちました。
おかげで逃走劇にも緊張感があって
ドキドキしながら見れました。
逆にいえば枷の無いジェイソンが
暴れ回るみたいなシーンも
もっと観たかったです。

ジェイソンの過去としては
意外にもアナログな方法で洗脳をしていて
そっちの方が結局効果は高いのかも
しれませんね。
薬のせいとか手術のせいとか
そういうのも予想してましたが、
まさかの水責めでした。
極秘な実験としては少しインパクトに
欠けるような気もします。

ラストはしっかり実験の主犯者たちが
お縄にかかって終わるという
ええ感じに収まっていたので
三部作の最後としては良かったです。

個人的にはやっぱり一作目が
一番面白いですね。