rmhチョコがけ

ファイト・クラブのrmhチョコがけのレビュー・感想・評価

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)
5.0
20年振りに観ても、やっぱり最高‼︎
デヴィッド・フィンチャー最高傑作では⁈

あのネタバレの部分、実は忘れてたんだけど、観ているうちにああそういうことか、って意外と伏線が多く散りばめられているんだよね。
初見時とは違う面白さを感じた。

消費社会、物質社会への批判を単調な毎日を送る労働者、ホワイトカラーからの視点で描いている。
こんなクソみたいな世の中で、クソみたいな人生を送る俺たちに必要なのは"自己破壊"だ‼︎

なんだかこの思想に心の底から痺れてしまった…
自分は別にそこまでこの世に、自分の人生に嫌気がさしているわけではないのに。深層心理として、ジャックと同じ思いがあるのか…

非常に暴力的だし、性的な内容もひどいけど、不快さを超えた爽快さがある。

そして何より肝となるのはエドワード・ノートンの優れた演技だ。
冴えないサラリーマンのジャックが次第に崩れていく姿が最高‼︎
ブラピの格好良さは言わずもがなだが、それを成り立たせていたのはノートンの演技力だ。

20年以上経っても色褪せない名作‼︎