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ファイト・クラブのharuのレビュー・感想・評価

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)
3.4
2021/11/14 観賞。
TOHO西宮にて観賞。

主人公の語り部によって進むストーリー。

主人公は自動車会社のリコール調査員で国内を飛び回る日々。
不眠症で、あちこちの難病のコミュニティに紛れ込んで「自分の生存」を感じていた。
そんな中で知りあったタイラー・ダーデン。意気投合して名刺を貰い帰宅するが自宅が火災に見舞われていた。「大切な家電や家具・・・」途方に暮れる主人公はタイラーに連絡を入れる。再会したタイラーは食事をして宿泊させる事を言うが「思いっきり自分を殴れ」という。
「殴られる痛みが自分が生きていると実感出来る・・・」と。
殴り合う姿を見て集まり出す人たち。
結成される「ファイトクラブ」。
しかし、グループはズレた方向へと進み出す・・・。

「午前10時の映画祭11」 18作品目❗

なかなか、面白い発想の作品だと思います❗
「ただの暴力作品」と思っていたが、主人公が「物に溢れた生活」「社会の縛り」から解き放されて
「自分を取り戻そうとする」姿が健康的にも見える。

「ファイトクラブの事は口外するな」と誓いを立てるが新規入会者が増えるのが「人は秘密を守れない」という事を実証しているみたいで面白い。

しかし、グループの方向性が「社会の不満」へと向けられる様は、
恐ろしく感じた。

そして、あのクライマックス・・・。

あまり書くとネタバレになるので・・・。

「ファイトクラブの事は口外するな❗」😁
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