資本主義社会への風刺映画🎬
ラブコメ好きの私。
脱ラブコメを目指して、あえて苦手そうな映画を観てみました(笑)
現在、「午前10時の映画祭11」で全国で観れます!
観た感想、「深い!!!」
ただの暴力映画と思っていましたが、ものすごく深い映画で、1回で分からない部分も多い映画だと思います。
✔︎精神医学的には『二重人格』のお話。
別人格が潜在意識にあるということを「サブリミナル」効果で表現。
※「サブリミナル」とは、私たちが認識できない刺激を潜在意識に与えること。
1974年にアメリカで、1999年に日本で全面的に禁止。
あと、「ファイティング・クラブ」という殴り合いの場は、一種の『自傷行為』だと思います。
リストカットと同じ感じかな。
✔︎資本主義社会に対する風刺映画。
ブラッド・ピットが演じる別人格、タイラーのセリフ。
『お前は物に支配されている。』
IKEAの家具に囲まれ、職人作りの食器、カルバン・クラインやアルマーニの高級ブランド衣類など、物質的には何不自由ない生活。
でも、不眠(汗)
「物質充足=幸せではない」ことを語っている。
また、この映画は、1999年に公開されましたが、
2001年の9・11アメリカ同時多発テロを予見した映画とも取れます。
最後の資本主義を象徴する高層ビルの崩れ方がそっくりでした…。