みきわめとおる

ファイト・クラブのみきわめとおるのレビュー・感想・評価

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)
4.1
デヴィットフィンチャーが凄い。 

セブンの幕切れにショックのあまり、席を立てなくなったあの日。
やっと観た本作のラストもしばし茫然自失。

ブラッドピットが凄い。

カツコ良さも、若さ爆発の身体のキレも、絶頂期で男も女も皆惚れる。

エドワードノートンが凄い。

真実の行方での衝撃のデビューから、ぐんぐん存在感を増す一方。今や映画も撮る俊才。

ヘレナボナムカーターが凄い。

英国王のスピーチでの貞淑な国王夫人と、本作のビッチでセクシーな小悪魔を演じ分ける天賦の才。

4人の才能がファイトした奇跡的な世紀末映画クラブに酔いしれる。