やまだ

ファイト・クラブのやまだのレビュー・感想・評価

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)
5.0
ブラピ作品漁ってて有名だから見た。もうめっちゃくちゃ面白くて大好きな映画だった!!!マジで好きな感じ。しかもブラピがめちゃくちゃカッコイイ。アウトローで自由奔放で男臭くて飄々としてて、ぶっ飛んでて決断力があって、これぞ男の憧れ!!って感じで、大好きになっちまう。ジョーブラックの時のブラピもめちゃくちゃカッコイイし綺麗なので、多分2000年ちょっと前くらいが一番ブラピの美貌が輝いてる時期なんやろなって思った。
最初は地下格闘技みたいなんかなってちょっと痛くてグロい感じを想像してたら全然違ったし、全く本旨じゃなかった。セブンも見てたから、またデヴィッド・フィンチャーなんだ!とか思ってたけど、確かにザラザラした質感に、ジメジメした不気味な湿度、教養あるイカれた哲学に、破滅への救いのない解放感、すっげぇいい!!ってなった。好みです。私が結構世にも奇妙な物語とか大好きで、どんでん返し系が好きなので、最初の方から、スーツケースが同じって所でもチリっとした違和感があって、もしかして……って思いながら見てて、多分女の人はだいぶデカいヒントで気付かせる役割なんだと思った。吹き替えで見たんだけど、”「あの女ぶっ飛んでるぜ」タイラーは大喜びだった”ってとこめっちゃ好き。ブラピの着てるかわいいパッチが付いてるピンクのバスローブかわいい。
鬱屈とした日常のなかで、なにか刺激が欲しい、開放されたい、全てをぶっ壊して好きなように生きたいってのは割と身近な考えだと思う。しんどいバイトとかで、ここで勝手に動いて帰っちまったっていいんだろうなって思うし。それを主人公みたいにタイラー(ブラピ)っていう理想の人格を作り出して行動に移せるかどうかは分かんないけど。そういう示唆もおもろいし、単純に厨二病なので二重人格とか楽しいし、主人格を守るために生み出された第2人格が主人格を乗っ取ろうとしたり、作り出された人格に過ぎないのに自分の存在について執着したりする展開が好きなので興奮した。初期のいつもニコイチで行動する正反対の悪ガキみたいな2人も可愛くて好き。作り出された人格じゃなくてふつーにブラピの容姿でタイラーみたいな人間いたらほんとに世界征服できそう……ってなった。カッコよすぎ🤦‍♀️終わり方の解釈はムズいし、巨乳男のボブなのにロバート・ポールセンなのはなんだったのか、とかまだまだ謎は深いが、マジでめちゃくちゃおもろかった!!大好き!!!享楽的で酔狂な顔のいい男!!!良い!!!!
やまだ

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