このレビューはネタバレを含みます
古い映画だからかよく分からんけど、見るに堪えない程でもないな〜
つて感じだったのにラストで覆された
いや一本取られたと思ったね
そうなると話は別で、不眠症の時の幻覚や「気づくと知らない場所にいる」発言、タイラーと入れ違いに出てくるマーラ、会社で自分を殴るなど、見れば見るほど話が繋がっていく
結局、主人公はどうなりたかったのだろう?
物を手に入れて、見かけ上の裕福で満足するのではなく、生きていることを自覚するために生きる痛みから目を背けないという考えはタイラーとの共通認識だが、他の人に危害が加わる方法を取るのは主人公が反対していた
こうなって欲しいという願望と、倫理的に駄目でしょという常識との戦いが、主人公を肉体的にも精神的にも追い詰めているところを見るに、理想というのは必ずしも実現してほしいものではないのだろう
最後のシーンはどうなんだろう?
なぜ頬を撃ったらタイラーは消えたんだ…?生きていることを実感したからライターの必要がなくなったのか?