観た。
初めてちゃんと観たけど、少し意外な始まりだった。主人公の不眠症で冴えない男が心に傷を抱えている人達の集まりに参加して癒される。
アメリカ人てあの自助グループの会合本当に好きだよな。何度も映画でも出てくる、
日本ではあまり定着しないのは日本人は内向きに自分と向き合うのを良しとするからか。少なくとも自分は参加しないな。
そこからタイラー・ダーデンと知り合ってからの展開はイメージ通り。キレッキレで奇声をあげちゃうブラピは本当格好良い。
マーラ・シンガーも華奢でロックでぶっ飛んでる感じも好き。ヘレナ・ボナム=カーター。
ファイトクラブのシーンは男子なので、沸る感じは分かるけど。意外と凡庸に感じてもしまった。公開当時観ていたら感化されただろう。
そして急展開からの二重人格か。アメリカ人て本当に多重人格とか、イマジナリーフレンド好きだよなぁ。
エドワード・ノートンは最初の優男と途中のギラつきのギャップも良いし、流石の名優という感じ。
デヴィッド・フィンチャーの世界観は今観てもスタイリッシュで、編集のテンポも良く格好良いな。飛行機を短く繋ぐ編集、良い。
ラストのビルが崩壊していく所は潔くて良いシーンかな。
デヴィッド・フィンチャー、監督