前作レビューの監督繋がりで
こちらも書きたくなった^ ^
みんな大好き『ファイト・クラブ』
その昔、映画館で一度観たきりで記憶があまり定かではないのでwowowにて何度か復習した。なるほど、辻褄が合うように伏線もしっかりしているし、数度のリピート鑑賞に耐えうる名作である。
サブリミナルの幾つかの部分は録画動画の一旦停止や巻き戻しを何度かトライすると、ばっちり映っていた。ラストのイチモツはボカさないで欲しかったね。
痛烈な資本主義アンチテーゼ。
個人的にデヴィッド・フィンチャーって
あからさまなところが気に入らないのよ。
いまでも欧米のネトウヨに「タイラー・ダーデン」が熱狂的に支持されてるつーのが凄い皮肉だよなぁ...とは思う。
ただ、昨今の日本の置かれている状況を鑑みると、それなりにバブリーだった?当時よりも、今の20歳前後の男子の方がこの映画がより刺さるような気がする。あとからそんな彼らのレビューを読んでみたい。
あと何気にマーラ役のヘレナ・ボナム=カーターが良かった。そんなに出演作品を観ているわけじゃないけど、いろんな役柄を演じられる才能の持ち主なんだね。
90年代オルタナティブ系の音楽がなぜか苦手なのことやデヴィッド・フィンチャー監督作品との相性の悪さもあってこの評価だが、
多くの人がオールタイムベストに挙げているのは理解できるし、凄い作品だと思う。